顧客本位の業務運営
顧客本位の業務運営とは、フィデューシャリー・デューティーとも言われます。
ざっくり言うと
「信じて運用を任せてくれた顧客に対して、真摯に向き合い、顧客の最善の利益を追求できるよう取り組みます」
つまり、
自分達(金融事業者)のためではなく、顧客のために頑張ります
ということですね。
取り組み具合のデータが公表された
「各金融事業者が公表した「顧客本位の業務運営」に関する取組方針・KPIの傾向分析」という資料が金融庁のHPにアップされています。
資料を見てみたい方は上の文章の黄色マーカー部分をコピーして検索してもらえればすぐに見つかると思います。
この資料は6ページありますが、興味深いのは最後のページの左下にある図です。
簡単に図の説明をすると、その会社や銀行で投資を行っている顧客のうち、
何%の人がプラスになっていて、何%の人がマイナスになっているかを示しています。
例えば、1位のコモンズ投信を見てみると、実に98%の人の運用損益がプラスになっています。
コモンズ投信で運用している人が100人いたとしたら、98人はプラス、2人はマイナスということです。
単純に読み解けば、コモンズ投信は大半の顧客の資産がプラスになっているので、顧客本位の業務運営ができているのではないでしょうか。
私みたいに単純な人間は、さっそくコモンズ投信で投資しようかな、とか思ってしまいます笑
金融事業者も大切だけど、任せっきりも良くない
とはいえ、金融事業者の選定も大切かもしれませんが、それよりも大切なことは
- 自分の資産は自分で運用する
- そのために必要な知識を身に付ける
ことだと思います。
※投資信託などは運用してもらいますが、自分の意思で選ぶってことです
たまに「お金を増やしたいなら銀行に行くな」という言葉も聞かれますが、確かに銀行は手数料ビジネスみたいなところがあります。
資産運用も「何となく銀行に相談してみよう」という気持ちは分からないでもないですが、 最近は少し調べてみれば、証券会社を使った方が手数料が少ないことが分かります。
金融事業者の選定も大切ですが、それ以上に自分で知識をつけることが大切です。
ちなみに私はSBI証券で投資信託を保有しています。今なら楽天証券もオススメです。
参考までに私が取り組んでいる資産運用一覧の記事を紹介しておきます。
参考:管理人が取り組んでいる資産運用一覧