株式の塩漬けは損切り以上の損失だ!No 塩漬け!Yes 損切り!
目的なき塩漬けは悪手です。
損切りできないことで資金を使えず、利益獲得の機会を失ってしまいます。
そんな私は塩漬けにした後の損切りで時間もお金も無駄にするスタイルでした。
やはり投資は適当にやっても儲かりませんね。
・塩漬けはおすすめしない
・塩漬けしないためにはどうするか
・塩漬けは絶対悪ではない
・個人的おすすめ株式投資との向き合い方
塩漬けをおすすめしない理由
- 塩漬けは何も生まない
- 塩漬けは無駄に資金拘束されているようなもの
- -50%を取り返すには+100%必要
- 資金がなければ投資できない
塩漬けは損切りできなかったので仕方なく持っているだけです。
つまり、本来は損切りした方が良かったものです。
塩漬けは下がった分だけ上がれば金額だけを見れば取り戻せたようにも感じますが、塩漬けにしていた時間は取り戻せません。
塩漬け期間中に資金がないことの機会損失を考慮しましょう。
それに損が発生した場合は確定申告で損益通算することで減税が図れますので、過剰に損出しを嫌う必要もありません。
また、株価が-50%下がると取り戻すには+100%が必要です。
10万円の-50%は5万円、5万円から10万円にするには5万円の+100%が必要です。
割合で考えればどれだけ大変か分かると思います。
塩漬けにしないためにはどうするか
塩漬けにしてしまう人は「会社員などで日中は市場を見れず、気づけば暴落していた」というパターンが多いと思います。
塩漬けの防ぎ方は簡単です。「ルールを決めて注文を出しておく」だけです。
具体的には、金額ではなく割合で売買するラインを決めておくことです。
取得額から何%下がったら損切り、何%上がったら利益確定売りするかを決めて株式を購入した直後に注文しておくだけです。
OCO注文やIFO注文で実現できますが、購入後は最低限損切り注文だけでも入れておきましょう。勝てなくても負けないことが肝心です。
とはいえ、塩漬けが絶対悪手かというとそうではありません。
「将来に自信があって保有する」ときは塩漬けにしても良いし、ナンピン(株価が下がった時に平均買付価格を下げるために買い増すこと)しても良いと思います。
いずれにせよ、なぜその銘柄を保有しているのか、自分で理解していないと株式投資は難しいです。
※株式投資ではありませんが、最近では投資信託/ETF/FXで感情が入らないよう自動売買するシステムも増えてきています。
WealthNaviやトライオートETF、トライオートFXなどがあり、私はこれらにも取り組んでいます。
参考:管理人が実践している資産運用一覧
トライオートFX:トライオートFXカテゴリー記事一覧
トライオートETF:トライオートETFカテゴリー記事一覧
株式投資への向き合い方
個人的におすすめな株式投資との向き合い方は利回り重視です。
利回り重視とは、配当利回りや株主優待の利回りを見て、株価が割安かどうかを判断します。
利回りが良い銘柄は、株価が下がるとさらに利回りが向上するため、株価が底堅いという特徴があります。 また、利回り計算すれば良いだけなので、エントリーしやすいですし、利回りを精神的支えに保有し続けているだけなので、初心者や時間のない会社員におすすめです。
損切りは負けではない、塩漬けこそが負けなのだ。