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「ケンブリッジ式1分間段取り術」の感想と個人的評価・レビュー

ケンブリッジ式1分間段取り術 ケンブリッジ式1分間段取り術

飲み会の帰りに本屋に立ち寄り、適当に棚を見ていたら気になった本です。 手にとって軽く見て購入を決めました。

個人的には良本かなと思います。

ケンブリッジ式1分間段取り術を読んでみた

個人的解釈を交えて、本書をざっくり要約すると

  • 仕事を効率よく行うためには段取りが必要
  • 段取りの要点を50項目に分類して説明
  • 答えではなくヒントが書かれている
  • 各自で実践して適切に落とし込むべし

といったところでしょう。

段取りを考える上で必要かつ基本的な内容が抑えられています。また、なぜそれが必要なのかを項目ごとに説明しているといった印象です。
内容の詳細は書きませんが、自己啓発が好きなビジネスマンなら見たことのある内容や常日頃から意識している内容でもあると思います。

わたしとしては、本書は新入社員や2,3年目の社員が対象読者として適切かと思います。
はじめは本書の良さをあまり理解できないような気がしますが、ある程度管理するタスクが増えてきて忙しくなってきた時に本書のありがたみが分かると思います。

中堅やそれより上の人であっても、意外と役に立つかもしれません。
基本的な内容だと思いますが、それでも出来ていない人はたくさんいます。
それこそ本書の内容を他人に指摘すると「そんなこと分かってる」と言われそうな内容ですが、「分かっているのに出来ていない」内容でもあります。

内容は基本的です。
ただ「基本的である」ということは同時に「大切だから基本的である」ということです。

たまに目次を読み返すだけでも効果的

実は本書を購入しようと思ったきっかけが目次です。

というのも段取りの要点が50項目に分かれていますので、目次に50項目が一覧化されています。
つまり、目次を読み返すだけでエッセンスが分かると考えたのです。

わたしの持論として、「本を1回読んだだけで100%が身につくことはありえない、10~20%程度身につけば良い方」と考えています。
つまりは、本を読んでもたいていの内容は忘れてしまう、ということです。
そして、自己啓発本は次から次へと新書が出てくるため、なかなか読み直すことがありません。よほどの名著や良書でない限り、まず読み返されないでしょう。

ですが、本書は目次が一覧化されているため、目次だけ読み返して気になるところを再読する、という使い方がしやすい構成になっています。 ぜひ会社のデスクにでも置いておき、たまに見返すことをオススメしたいと思います。