資産箱 - 貯金しない30代が綴る石川県食べ歩き時々投資

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投資は危険にも安全にもなる。何も分からない状態が一番危険だと理解しよう

投資の危険性

日本においては「投資は危険だ」とよく言われますが、投資を続けてきて思ったのは

「投資が危険」なのではなく「危険な投資方法を選択している」だけです。

だからこそ投資初心者は「投資方法を理解すること」が必要だと考えます。

※怪しい投資話というのは当然あります。
ここではあくまで株やFXなどの標準的な投資に関して述べています。

投資それ自体には危険性はない

投資自体には安全や危険というものはなく、どの投資どう運用するかによって安全にも危険にもなると考えています。

例えば、FXのロスカットも必要証拠金を十分入れておけば(レバレッジを低く抑えておけば)、ロスカットされる危険性はぐっと下がります。
株式投資でも全力買いせずに余力を残しておけば、下がったタイミングで買い増すことができて平均取得価格を下げることができるなど。

資産運用は言ってしまえば、お金をどこにどう投資するかだけです。
資産運用全体を俯瞰して、どこにどれだけの資金を割くか、どれだけの安全資産を確保しておくか、というルールが重要です。

初心者はつい全力買いに走りやすい

初心者にありがちなのが全力買いだと思います。

始めは様子見で小資金で取り組むのですが、少し利益が出るとついつい追い銭してしまいます。 すると、暴落などがあったタイミングで余力がないためにロスカットや大損を抱えることになります。

わたしもそうでしたが、初心者のうちからルールを決めることは難しいですし、守ることも難しいです。

損を食らって初めてルールや余力の大切さに気付きます。どれだけ経験者が大切さを説いたとしてもきっと響かないと思います。
少なくとも私は損するまで気づけませんでした。損して初めて「あ、このことだったんだな」と身に染みたことを覚えていますから。

儲かっている(ように見える)人の言葉を鵜呑みにする

また、つい儲かっている(ように見える)人の真似をしてしまうことも問題です。

絶対ダメというわけではないですが、少なくとも

  • どういった投資で
  • どれだけの金額を用いて
  • どのように運用しているか

を確認・理解しておきましょう。そして、自分にあてはめて、

  • リスクがどれだけあるか
  • 暴落があった場合に耐えられるのか
  • 強制ロスカットなどがあったらいくら失うのか

などを想定しておくべきです。

恥ずかしながら、わたしはそれを怠ったので、豪ドルで苦しい状況になっています(実績公開しているので見れば分かるかと...)。

なるべく少額の内に危険な運用を知るべき

つまりは、運用額が小さい内に強制ロスカットなり損切りなりを体験することが、荒療治ですが、傷浅くルールの大切さに気付けるのではないかと考えます。
理想は最初から最後までそれらを経験しないことなんですけどね。

ちなみに、危険な運用を否定するつもりはありません。

わたしは投資の世界はハイリスク/ハイリターン、ローリスク/ローリターンだと考えています(逆にローリスク/ハイリターンの話があれば怪しいと考えて近づきません。なぜなら、ローリスク/ハイリターンのうまい話ならみんなしているはずですからね)。

つまり、どうしてもハイリターンを求めたいなら危険を冒す覚悟をすれば良いと思いまし、それが出来るならすれば良いです。

投資は、誰かの真似をしようが、どれだけ危険な投資をしようが、すべて自己責任です。

結論:危険なのは投資ではなく、その人の運用方法

言いたかったことは、これから先、何十年と生きていくためには投資に触れないといけないことがあると思います。 その時には、投資と正しく向き合って欲しいということです。

投資とは読んで字のごとく「資産を投じている」だけであって、「どこにどれだけ投じるか」はあなたが選べます。

その時に正しい運用ができるように、誰かの真似ではなく、理解した上で選択して欲しい、ということです(理解した上でなら真似でも良い)。

私もその時々にあわせて正しい選択ができるよう、勉強を怠らずにいたいものです。