「何をするか」考えている人は多いが、「何をしないか」を考える人は少ない。
なぜなら「やらない」と言える人、決断できる人は少ないからだ。
例えば、仕事で「このタスクはやりません」と言える人はどれほどいるだろうか?
しかし、やる必要がないことは、やるべきではない。
その不要な仕事にも給料は発生しており、人件費が無駄になっている、つまりは利益を圧迫しているのだ。
仕事でなくても良い。あれもこれもやりたいと欲張りすぎて、気持ちが中途半端になることはないだろうか。
「何をしないか」を決めることは、本当にすべきことに集中することである。
やりたいことはシングルタスクで集中
もし、あなたが何かを成し遂げたい、何かやりたいと考えているのであれば、シングルタスクで集中すべきだ。
人間の脳はマルチタスクもある程度出来るが、効率面ではシングルタスクの方がはるかに良い。
タスクを切り替える時に集中は途切れてしまうし、元の集中力が発揮されるまで時間がかかる。
その途切れた時間をもったいないと感じるのであれば、シングルタスクでこなしていこう。
トリアージで効率よく選別
何をしないかが重要と書いたが、「何をしないか」を決めるために「何をするか」を決めよう。
ここで参考になるテクニックが「トリアージ」である。
トリアージとは: 大災害や大事故などの人員や物資が足りない状況での医療活動で、 最善の結果を得るために患者の重症度合いに応じて優先度付けを行うこと
まず、余計なことは考えずにタスクの列挙を行う。ただ列挙するだけでよい。
次にそれぞれの緊急度と重要度を考慮する。
- 緊急かつ重要である
- 緊急でないが重要である
- 緊急だが重要でない
- 緊急でなく重要でもない
上から順に優先度が高いと思って良い(が、2.と3.は状況に応じて検討して欲しい)。
実際に優先度が高いものから順にタグを割り当てていき、タグの優先度に従い消化するだけである。
個人的な意見で極論すれば、3.4.は不要であるため、やらない。
あとは1.2.の項目を緊急度合いに合わせて消化するだけである。
時間は有限だからこそ無駄を省きたい
誰もが知っていることだが「時間は有限」です。
ですが、有限の上限が分からないためについ無駄にしがちです。
しかし、いつか必ず「あなたの時間の上限」がやってきます。
その時に「やりたいことが出来た」のか、「不十分だった」と思うのかは
今からのあなた次第です。
時間の使い方を有意義にするのは、仕事でもプライベートでも何でもいいんです。
仕事もプライベートも全てあなたの人生の一部です。
この記事を読んだあなたの人生があなたにとって素晴らしいものになることを願っています。