ネット上には【保険不要論】ばかりで、保険を進めているのは保険会社ばかりのように見えます。
本当に保険は不要なのか、ネット上の意見を踏まえて自分なりに考えてみました。
結論:保険に入る
先に結論ですが、貯金がないので保険に入ります。
そもそも保険とは
保険にも色々と種類があります。
- 生命保険
- 医療保険
- がん保険
などなど。
で、これらは何かがあった時(たとえば死亡、入院など)の備えとして掛けておくものです。
保険の役割を考える
大黒柱がなくなった場合に遺族が生きていけるのか
入院することになって収入が途絶えても問題ないのか
これらの問題に対処するために、保険を掛けているのです。
もちろん、この問題は発生しないかもしれません。
ただ、発生した場合に対処できないと困るから掛けているのです。
逆に言えば、対処できる(備えがある)なら、掛けなくて良いものです。
貯金がないからこそ備える
で、自分の状況を考えると、例えば、今日から働けなくなったと仮定すると家族の生活はどうなるのか。
- 子供がいるので教育費にお金がかかる
- もちろん、生活費も必要
- 住宅ローンも返さないといけない
- 通院や入院など医療費がかかる
など、収入が途絶えても家族が生活できるだけの蓄えがあるのか?という話です。
例えば「貯金は数億円あります」ということなら問題ないでしょうね。十分生活できると思います。
しかし、仮に「30万円しか貯金ありません」となった場合、どうでしょう。生きていくのは無理だと思いますよね。
だから、保険に入るのです。
保険の目的はリスクに備える
保険の目的はリスクに備えることであり、お金を貯めることではありません。
つまり、保険はどれだけ安くリスクに備えられるかが重要だと思います。
解約返戻金だとか満期だとか、お金を貯めたいなら投資をすれば良いのです。利率を見ても明らかでしょう。
保険は損するのが一般的
よく「保険は損する!」とか「元手を回収できない!もったいない!」という意見がありますが、当たり前です。
保険は起きるかどうか分からないものに備えるものであり、起きることが分かっていれば保険なんて成立しません。
大多数の人は損するようにできていますし、損する人がいるから助かる人がいるのです。
もし、あなたが保険を掛けていて、でも健康で使わずに済んだときは
あなたの掛け金で救われている人がいる
ということを思い出してください。
まとめ:保険の要不要はあなた次第
何が言いたかったかというと、世間の保険不要論を真に受けて安直に判断するのはやめましょうということです。
例ですが「病気になる確率は1%と低いから大丈夫」みたいな書き方もネット上にありましたが、あなたがその1%とならない理由にはなりませんからね。
とまぁリスクだけ考えていても仕方ないので、そこは人それぞれの考え方で良いと思います。
私は1%になるかもしれないことにリスクを感じ、保険で備えるという選択をしただけですので。
いずれにせよ、ネットの意見を鵜呑みにせず、自分で考え、答えを出して欲しいと思います。
※私も保険不要論者でしたが、冷静に考え直し、保険に入ることを決めました(掛け捨てで必要最小限)。